「卑下せず自惚れず諦めない」
どこで耳にした言葉なのかは覚えていませんが、大好きですこの言葉が。
何より自分自身のために、努力したいと考える人です。
働くと言う事は、楽しいと思える時間は少ないのだと思います現実は。忙しい時間の中で勉強する必要もあります。真夏、35℃を超える中で汗をだらだら流して仕事をする日もあります。それでも、頑張り続けられるのは、自分のため以外には無いと思うので。
ありがたい事に、この立場でも嬉しさを感じられる時間は、たくさん有ります。
わが社には、「メーリングリスト」と言うシステムがずいぶん前から存在します。
社員が試験に合格した時や子供が生まれた時などに、「おめでとうございます♪」とスタッフが気持ちを込めたメールを全社員宛に送信してくれています。
毎月の全社会議では、表彰も行っています。その時には必ず一人一人 握手しています。
「ありがとう」と一緒に。
超難関の国家資格を手にするために、彼女と別れてまで勉強の時間を作り合格を手にした男と握手した時には、思わず泣きながら抱き締めました。
57歳になりましたので、引退するまで残り9年を切りました。
会社像は私が作るものでは無く社員が作り上げるものだと考えています。その像は変わっても良いと思います。
風土も変わって良いと思います、数年経てば。決して変えてはいけないものはお客様に喜ばれるサービスを提供出来る自分を目指すと言う姿勢だと思います。
平成から新たな時代に変わっても、この思いだけは、絶対に失くしてはだめだと言い続けています。
インタビュアーより─── 会社には規模や業態に関係なく、必ず“その会社らしさ”というものがあります。 それがいわゆる“風土”であり、その社風・風土によって、(たとえ同じ業態であっても) 仕事やクライアントに対する考え方・取り組みは全く異なります。 お話をおうかがいして、印象的だったのは、 「明るい挨拶・元気な返事」これが、就業規則の最初に明記してある言葉だということ。 “疲れていてもどんな時でも挨拶と返事が元気に明るく出来ない人とは一緒に働きたくないと面接時に必ず話します”という櫻井さんの言葉。 スキルやそれまでの経験、年齢、役職を問わず、挨拶は誰にでもできること。 ワイ・ケイ・ジーでは、日常の生活に欠かせない技術を提供しているからこそ、 “今できることをおろそかにせず、毎日きちんと実行し続ける”という姿勢を、とても大切にしていることがうかがえます。 そしてその姿勢は、日々の業務だけでなく社会貢献の場面でも同じ。 2011年3月の東日本大震災発生後から社内貯金箱を設置して、社員のもと年末に震災孤児募金などへ寄付を続けています。 また福島県内への震災復興ボランティアにも積極的に参加して来ました。今後も社会や地域に対して出来る事、自分たちが力になれる事が何かを考えて行動する集団でありたいと言われていました。 会社の考えと行動が一貫しているからこそ、自社の風土がベテランから新人にまで根付き、その魅力がより一層増していくのだと感じました。 社内では、役職で呼びません。櫻井社長ではなくて、櫻井さんです。 |